
2025年07月03日NEW
この映画は実話ですので、やはり重みが違うということを実感しました。そして多くの皆さんに見ていただきたいと思いました。
この映画は5年前、世界中を震撼させた新型コロナウイルス感染の初期段階に対応した名もなき医療従事者とその関係者の物語です。皆さんも記憶にあるかと思いますが、横浜港に入港した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス号」の船内で新型コロナウイルスの陽性者が出たのです。
日本で確認された初めての陽性者です。その初動対応のため出動したのは、神奈川DMAT(災害派遣医療チーム)です。医師、看護師、救急救命士らで構成されています。当初、彼らは「私達は災害に対応するチームであり、感染症の専門家ではない」と戸惑いますが「我々しかいない」と客船内に乗り込みます。
しかし、そこは予想以上に厳しい現場でした。外国人が多く言葉が通じない、陽性者は日ごとに増える、持病のある高齢者の対応もしなければならない、さらには未知の感染症を恐れて受け入れ先の病院も決まらない・・・など様々な問題に直面します。
それらを現場スタッフや厚生労働省の係官などの関係者とともに時には対立しながらも解決して乗り越えていきました。
覚えていますか?あの頃は感染したとの噂が広がると、あることないことが拡散されて誰もが不安になりました。そうした風評被害ともスタッフや家族は闘わなければならなかったのです。5年前を思い出しながら人知れず奮闘した人々知って感動しました。是非、この映画をご覧になってください。