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ホームラン王争い

2021年09月17日

 エンゼルスの大谷翔平選手ですが、9月に入り打撃がスランプ気味に
なっています。ホームラン王争いの単独トップに立っていたのですが、
9月はわずか2本しか打っていません。

 その間にゲレーロ・ジュニア選手とペレス選手がコツコツと積み上げ
て、それぞれが45本に記録を伸ばし、大谷選手の44本を超えてしま
いました。

 大谷選手の失速?の原因は色々言われていますが、私は次の2点だと
考えています。

1 打者と投手の二刀流を続けてきたことによる疲労
  前日の試合で先発し、7~8インニングを投げた投手が、翌日の試
 合で打者としてフル出場、それを続けることの大変さは「尋常ではな
 い」とダルビッシュ有投手や山本由伸が語っています。

2 相手投手が投手が警戒してきわどいボールばかりになった。
  大谷選手のホームランを警戒して、各投手が真っ向勝負を避け、四
 球でも構わないという意識でギリギリのコースをつくようになった。

 上記2については、ホームランを量産するゲレーロ・ジュニア選手と
ペレス選手にも当てはまることですが、以前のような甘い球は極端に減
っているようです。

 残り試合は3人とも16~17試合とのことです。いずれにしても最
後まで目が離せない熾烈な競争が続くことになりそうですが、大谷選手
はまだわずか1本差ですから、ここからの巻き返しを期待しています。

 


 

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