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オリンピックの思い出 NO.3

2020年04月09日

 ジョギングが趣味でマラソン好きな私にとっては、2000年
シドニー五輪の女子マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子選手
も忘れられません(写真はそのときのゴールシーン)。

 あのときの彼女はまさしく世界最強の女性マラソンランナーだっ
たと言えるでしょう。期待されて期待どおりに金メダルを穫ったの
ですから、実力は図抜けていたのだと思います。

 そのレースでは、当時トップランナーの1人だったルーマニアの
リデイア・シモン選手との一騎打ちになりましたが、あのレースで
印象に残ったのが彼女が勝負のスパートをかける直前?です。

 何キロ地点だったかは忘れましたが、サングラスを外して道路脇
に投げたのです。彼女の「さあここからが勝負よ!」という決意が
表われた場面でした。

 実はあの年の10月下旬、千葉県の柏市で開催された「手賀沼エコ
マラソン」のハーフの部に出場した私は、ゲストランナーとして招か
れていた高橋尚子選手と3kmほど併走することができたのです。

 1km約4分ペースで私は精一杯の走りでしたが、彼女にとっては
ジョギング程度だったのでしょう。笑顔を振りまきながら一緒に走っ
てくれました。

    シドニー五輪の女子マラソンは8月上旬だったので、まさにその2
ヶ月後の高橋尚子さんは「時の人」です。大勢のランナーが彼女を囲
むように走っていました。

 私にとってはランナー仲間にだけに少し自慢できる?思い出になっ
ています。

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